【CJC=東京】リベリアで援助活動を行っていたナンシー・ライトボル宣教師(59)がエボラ出血熱に感染、米国に移送され5日、ジョージア州アトランタに到着した。今後、アトランタ市内のエモリー大学病院の隔離病棟で治療を受ける。
ライトボル宣教師と同様、リベリアでエボラ出血熱に感染し、2日に移送されたケント・ブラントリー医師(33)も同病院で治療を受けている。2人は、米国でエボラ出血熱の治療を受ける初のケース。
一方、スペイン保健省は5日、西アフリカのリベリアで活動していたスペイン人のカトリック神父がエボラ出血熱に感染したとして、本国に送還する準備をしていることを明らかにした。ロイター通信が報じた。
感染したのはリベリアで宣教活動を行っていたミゲル・パハレス神父(75)で、同国の首都モンロビアの病院で感染が確認された。スペイン人の感染が確認されたのは初めて。