小型カメラが付いた盗撮を目的とした靴をインターネット上で販売したとして、京都府警は1日、ネット通販会社「エダトレーディング」(神奈川県大和市)の社長、内藤孝彦容疑者(25)と、従業員の園田温子容疑者(24)の2人を、府迷惑行為防止条例違反(盗撮)のほう助の疑いで逮捕した。共同通信などが伝えた。
内藤容疑者は、隠しカメラ専門サイト「カモフラージュカメラ.com」を運営。隠しカメラが仕込まれた靴は1足2万7600円で販売され、約2年間で6千万円以上を売り上げていたとみられている。
内藤容疑者は容疑を認めているが、園田容疑者は、使い方は購入者の問題などと一部容疑を否認しているという。サイトには盗撮を禁止する案内があるが、靴のつま先部分に隠しカメラが設置されていることから、府警は盗撮用の商品と判断した。
盗撮のほう助での逮捕は全国初。