【CJC=東京】旧ソ連のトルクメニスタンで拘束されているバプテスト教会指導者の命運に国際的な関心が高まっている。
米国に本拠を置く宗教の自由擁護組織『フォーラム18』は、トルクメニスタンが主要なイスラム教指導者が釈放されたのに、「バプテストの『良心の囚人』ヴァチェスラフ・カラタエフスキー牧師は釈放されていない、と強調した。
親族によると、未公認の集会開催を理由に、牧師は強制労働収容所に拘置されたままだ、と言う。さらに宗教上の理由で兵役を拒否したため執行猶予付き禁固刑の判決が『エホバの証人』の信者に出ている。
トルクメニスタンでは、グルバングルイ・ベルディムハメドフ大統領がこの2月就任以来、捜索、罰金、公的な脅迫、投獄など、思想、良心、信仰の自由妨害が増加している、と『フォーラム18』は伝えている。