株式会社クリスチャントゥデイ(東京都千代田区)の役員、論説委員らが集まって、4月1日に本紙編集長に就任した宮村武夫氏を歓迎する集いが3日、東京都新宿区のウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会で行われた。役員、論説委員、記者・スタッフら17人が参加し、4月から新編集長を迎えてスタートする新年度に期待と祈りを寄せた。
記念歓迎会は、本紙代表取締役会長の峯野龍弘氏(淀橋教会主管牧師)が詩編126篇3~6節を朗読してスタート。宮村氏と高校時代から信仰の交わりがある堀内顕・本紙特別顧問(グレース宣教会代表牧師)が、本紙と本紙編集長に就任した宮村氏を紹介し、それぞれへの期待を語った。
発行当初から本紙を応援し関わりを持ってきた堀内氏は、日本のクリスチャンが直面している3つの問題として、個人主義、世俗主義、相対主義を挙げ、このような中で、本紙が日本のクリスチャン、教会に対して霊的なインパクトを与え、大きな影響力を発揮して欲しいと語った。また、宮村氏については「とても尊敬しており、期待している」とコメント。編集長として推薦した際も「この兄弟(宮村氏)以外は頭に浮かばなかった」と紹介した。
宮村氏は編集長就任の挨拶で、会場となった淀橋教会の初代牧師である笹尾鉄三郎(1868~1914)について言及。「笹尾鉄三郎の信仰と賛美というのは、私が教え続けてきた聖書解釈学で必ず伝えてきたこと」と言い、笹尾が作詞した『ゲッセマネにふす』(聖歌733番)について触れた。長年自身が実践してきた「あなどらない、たじろがない」という姿勢も含め、「この笹尾先生の賛美(ゲッセマネにふす)の中にすべて出ている」と言い、「日本の教会、日本の歴史を導いてくださるお方に対して心からの感謝と恐れを持って、このクリスチャントゥデイに関わっていきたい」と抱負を語った。
続いて、本紙顧問で、宮村氏が25年にわたって牧会・宣教をした沖縄から来た折田政博氏(沖縄天久神の教会牧師)、本紙論説委員の工藤弘雄氏(日本イエス・キリスト教団香登教会主管牧師)が、それぞれ宮村氏の編集長就任を祝う言葉を述べた。また、同じく本紙論説委員である岩橋竜介氏(日本国際飢餓対策機構理事長)と藤崎秀雄氏(グレース宣教会牧師) 、本紙監査役の佐々木満男氏が、本紙と宮村新編集長の今後の働きのために祈りを捧げた。
一方、同会の前には、本紙役員会も行われ、記者増員や5月の新事務所移転、昨年からスタートした書籍出版事業などが報告された。