カトリック教会の最上位の天使学者が、天使は実存するものの、翼はなく、光の筋のような存在だ、とする見解を明らかにした。AFP通信が伝えた。
そう語るのはレンゾ・ラバトーリ神父。ラバトーリ神父は天使について、「その存在を感じるほどには、その姿を見ることはできない」「クリスタル製の花瓶で屈折した太陽の光に少しにている」などと説明してる。
ラバトーリ神父は、最近のスピリチュアルブームにより天使の人気も再流行しているが、「今ほど天使が必要とされている時はない」と語る。一方で、再流行のために一般的な天使のイメージは必要としながらも、「(翼の描かれた天使の一般的な天使のイメーズは)ある程度容認できるものの、真の天使の姿ではないことを知っておくべきだ」と言う。