―「その夜、主の使いが出て行って、アッシリヤの陣営で、十八万五千人を打ち殺した。人々が翌朝早く起きて見ると、なんと、彼らはみな、死体となっていた」(Ⅱ列王記19章35節)
―「あなたは主を避け所とし、いと高き者をすまいとしたので、災はあなたに臨まず、悩みはあなたの天幕に近づくことはない。これは主があなたのために天使たちに命じて、あなたの歩むすべての道で、あなたを守らせられるからである」(詩篇91篇9~11節)
ある教会の建築工事に4組の暴力団が反対して、工事現場に連日4台の街宣カーを送り込みました。もともと暴力団がからんでいて誰も買い手がつかなかった土地を、教会用地として破格に安い値段で買ったのです。暴力団の脅しを恐れて教会員の半数が教会を去って行きました。
「神がお定めになった教会堂の建設をサタンの脅しによってやめることはできない、私たちは死んでも工事をつづけます!」
命をかけた不退転の牧師に対して暴力団の攻撃はますます激しくなり、「お前の子供たちがどうなっても知らねえぞ!」と牧師の幼い子どもたちに危害を加えるような脅しまでしてきました。
これを聞いた牧師夫人はパニックになり、断食して徹夜で祈りつづけました。あるとき突然、「ハレルヤ! ハレルヤ!」と彼女が叫んで笑い出しました。一緒に祈っていた人たちは、「恐怖のためついに牧師夫人は気が狂ってしまったのに違いない!」と思ったそうです。
「とても大きくて屈強な天使たちが、教会の建築現場をぐるぐる回って守っています。うちの子供たち一人一人に天使がつきそって守ってくれています! だから、もう絶対に大丈夫です!」
彼女は祈りのうちにはっきりと、幻を見たのです。牧師も夫人の幻のことは半信半疑でしたが、その後、街宣カーの暴力団員が次々に、不思議な死に方で亡くなったそうです。
恐れをなした暴力団は脅しをやめてしまいました。そして立派な教会堂が建堂されました。
すべてをご存じの父なる神は、あなたの切なる祈りを聞いて、必ず応えてくださいます。神の時に、神の方法によって、応えてくださいます。祈りがなかなか聞かれないと思うときほど、神の大きな解決が用意されているのです。
あせることなく、あきらめることなく、熱心に祈りつづけましょう。
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佐々木満男(ささき・みつお)
国際弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。インターナショナルVIPクラブ(東京大学)顧問、ラブ・クリエーション(創造科学普及運動)会長。
■外部リンク:【ブログ】アブラハムささきの「ドントウォリー!」