日本国際飢餓対策機構(JIFH)は、フィリピン中部を直撃した超大型の台風30号による甚大な被害を受けて、「フィリピン台風緊急募金」の受付を開始した。
JIFHは、緊急支援活動のため、同スタッフを14日、現地に派遣する。スタッフは、JIFHが教育支援をしているルソン島、ミンダナオ島を含む現地の被害状況の確認や、現地のパートナー団体「ハンズ・オブ・ラブ・フィリピン」、国際飢餓対策機構フィリピンとも連携を図り、迅速に支援活動を進める予定だ。
緊急募金は、郵便振替またはクレジットカードで受け付けている。郵便振替の振込先は「一般財団法人 日本国際飢餓対策機構」(口座番号00170・9・68590)、備考欄に「フィリピン台風」と明記。クレジットカード利用の場合は、日本国際飢餓対策機構ホームページ( http://www.jifh.org/joinus/support/)一時募金の「一般募金」から。最後の質問覧に「フィリピン台風指定」と記入。
気象庁によると、台風30号はフィリピン中部に接近する直前に中心気圧が895ヘクトパスカル、最大瞬間風速は竜巻並みの90メートルにまで達した。AFP通信は、最も大きな被害の出たレイテ州の警察当局者の話として、死者は1万人を超える恐れがあると伝えた。