7月27日から8月12日まで開催されているロンドンオリンピックを通してクリスチャンミニストリーの働きかけがなされている。オリンピックを通して、ロンドンに世界中の人々が集まっている。その中には、まだ一度も福音を知らないで生きて来た人も多く含まれている。
ロンドン市街では、オリンピックに伴い世界中から訪れる観光客による交通渋滞を回避するため、とりわけスポーツに興味のないロンドン市民らはオリンピック開催期間だけロンドンを離れるような動きも見られている。そのような中、オリンピックを通して集まって来る世界中の観光客に対し、世界各地のクリスチャンミニストリーから伝道者がロンドンに来て伝道活動が活発に行われている。
そのような今回のオリンピックを通した世界各国のクリスチャンミニストリーを結ぶ架け橋の役割を成している国際的なクリスチャンミニストリー「レイ・ウィットネス・フォー・クライスト・インターナショナル(LWFCI)」も、ロンドンオリンピック2012UKアウトリーチ活動に精力的に取り組んでいる。LWFCIはオリンピック期間中の夕方毎日、ロンドンの諸教会と提携して賛美や信仰の証、クリスチャンアスリートによるスピーチなど、さまざまなイベントを開催している。同イベントへは、音楽、演説家、これまでのオリンピックチャンピオンや指導コーチなどを各国から招いている他、今回オリンピックに出場している選手の中からもスケジュールの許す限り同イベントへの招待がなされた。
またオリンピック選手とコーチらのためのホスピタリティ・センターも開設され、選手らが個人的に静まった場所で霊性を高めるために祈ることができるようになっている。「ブリッジング・ザ・ギャップ2012UKアウトリーチ」はLWFCIが夏季オリンピック開催都市で実施する8回目のアウトリーチ活動となる。LWFCIは過去23年間にわたって高等学校などでクリスチャンのアスリートによる講演を行う活動をしてきた。有名アスリートが自身の経験を通じた信仰を告白することが青少年達に大きな影響を与えてきた。LWFCIの活動は世界中の世界レベルのクリスチャンアスリートその他支援者らによって経済的に支えられている。
またLWFCIではライト・トラック・プログラムというアスリートたちをキリストに導き、若い世代に影響を与えて行くためのミニストリーも行っている。薬物に走りがちなアスリートも見られる中、世界レベルで競技を行うアスリートたちによる、キリストに信仰をもち、神に励まされ、養われながら生きる生き方がどれだけ尊い生き方であるかということがカール・ルイスらクリスチャンのアスリートらによって語られてきた。同プログラムでは神の道を人生を通して歩み、薬物やアルコールに走らず暴力を防ぐための活動がなされている。
LWFCIでアオウトリーチ活動をするクリスチャンの中には、これまでのオリンピック選手で金メダルを獲得した選手や、その他スポーツ界のスターと呼ばれる人たちの中でキリストの中に救いを見出した多くの人々が名を連ねている。彼らはキリストに救いを見出すことで、「どんな金メダルよりも偉大な報酬を受けた」と証ししている他、多くのキリストに救いを見出したアスリートたちは、失敗したり、これ以上一人で歩めないという心の弱さがあるにもかかわらず、そのような自分を愛される神について、「あなたがイエス様に心をを向け、イエス様を主として受け入れるなら、神様はあなたを愛してくださいます」と伝えている。
LWFCIの紹介動画(英語)、ホームページはこちら(英語)