ゴスペル音楽院(学長:ジョシュア佐佐木=東京都台東区)のミニストリー「ワーシップジャパン」は22日、今年から新企画として始めた「金曜礼拝」(毎月第4金曜日開催)を横浜市港区のイエス・キリストリバイバル教会(代表:瀬尾雅之)で行った。20日に発売したばかりの新アルバム「j- worship Vol.4」の発売を記念し、礼拝中でも「Sing」や「あなたに賛美」など同アルバム収録の新曲を多数用いて賛美した。
礼拝には「j-worship Vol.4」の関係者も含め、約50人が参加。トリニティーの鎌田愛美さんとワーシップジャパンのメンバーが賛美をリードし、拡大宣教学院院長の永井信義師がメッセージ「呪いが祝福に変えられる」(申命記23:5)を伝えた。
ローマ12章1節「あなたがたのからだを、神に喜ばれる、生きた、聖なる供え物としてささげなさい。それが、あなたがたのなすべき霊的な礼拝である」が礼拝のテーマ聖句。救われ、喜びで溢れるクリスチャンが自身をすべて神にささげ、より魅力的で素晴らしい礼拝をささげることを目指して始まった。イエス・キリストの受難の曜日といわれる金曜日にも礼拝をささげたいとの思いで、曜日は金曜日に。また、ゴスペル音楽院で一流の教会音楽奉仕者を目指す生徒らにとっては、まさに実践の場となっている。
永井師はメッセージでユーモアを交えながら会場を沸かせた。「呪いと思われるような過去の失敗も、神さまは祝福に変えてくださる」とし、「神さまが私たちを愛しておられるからです」とその理由を伝えた。また、神が呪いを祝福に変えてくださる奇跡は自らを神に委ねる時に可能であると話し、クリスチャンがどのような姿勢で歩むべきかを示した。説教の最後では全員が目を閉じ、「呪い」となっていた過去の失敗や重荷を、手を握り締め、また開くことでそれらを主に委ねることを形にして表した。
金曜礼拝の模様は、ワーシップジャパンのホームページ(リンク)でも閲覧可能。また、伝道のために用いてもらおうと、1枚500円(送料別)で礼拝を収録したDVDも販売している。
一方、「j-worship Vol.4 ―ゆるがない愛―」(製作:リビングプレイズ、発売:ライフ企画(いのちのことば社)、税込:2310円)は14曲を収録。そのうち10曲は、今年ドーヴ賞で6部門で受賞したクリス・トムリンの「揺るがない愛(Forever)」や、「わがたましい主をほめよ(How Great Is Our God)」などの英語の曲となっている。聞いたことがあったが、一緒に賛美するのが難しかった英語の曲を日本語で賛美できるようにと選曲した。
次回の金曜礼拝は7月27日。ジョシュア佐佐木学長がメッセージを伝え、ゲストには、幼いころに麻疹によって失明とハンディを背負いながらも、02年にはCCM大賞ベストアーティスト賞金賞を受賞し活躍中の大和田広美さんを予定している。金曜礼拝は毎月第四金曜日の夜7時から、イエス・キリストリバイバル教会で行なわれる。問い合せは、ワーシップジャパン(電話:03・5246・9555、メール:gospel@worship-japan)まで。