世界120ヶ国で延べ500万人が読む世界最大のビジネス誌「フォーチュン」では、売上高を基準に毎年世界の企業上位500社(フォーチュン500)を公表している。インテル、FedEx、Bank of America、マクドナルド、General Motorsなど、世界に名だたる一流企業はどのようにして成功を収めたのか。その成長の影には、牧会者として40年以上聖書を通して人材育成を指導してきた一人の人物がいた。
人材育成による企業成長のためのシステムを提供する会社「ROiリーダーシップインターナショナル(ROi)」の創立者リッチ・マーシャル師による講演会が7月14日、東京・豊島区の豊島公会堂で開催される。
講演は、「聖書から見るビジネスに必要な底力と未来への責任」というテーマで3回のセッションに分けて行われる。世界35カ国以上、全米100都市以上で講演し続けてきた、人材育成による組織開発のトレーニングプログラムを紹介する。
マーシャル師は、セミナーやカンファレンスのスピーカーとして活躍する長年の経験から、フォーチュン500の上場企業、中小企業、そして実業界や各界の指導者らからの高い評価を受けている。個人事業主から多国籍企業に及ぶ広範囲にわたる働きを展開しており、日本ではスズキ、トヨタなどの企業に対し、ROiが提唱するEPICトレーニングシステムによる教育計画と経営相談を行ってきた。
EPICトレーニングシステムは、人材育成を通して生産性と効率の向上を目指す企業のために開発されたもの。企業のコアバリュー(基本的な信念や価値観)が社員に浸透し、より正しいアクションを正しい動機で、より頻繁に行えることを目的の一つとしている。
以前セミナーを受けたスズキのマネージャーは、「私はあらゆる全ての会社がこのようなセミナーに時間をかける必要があると思います。とりあげられる話題がとても的確で素晴らしく、社の生産性を増すための確かな援助となって、より良い管理体制を構築できる力となるでしょう」と絶賛した。
ROiは同システムについて、「何千もの組織に伝えた革新的なトレーニングプログラムが、高いレベルで機能してきた結果を見てきました。生産性、労働環境、個人のスキル、姿勢、コアバリューの活性化について、かなりの改善が分かります」と説明している。
参加は無料。セミナーの日程は下記の通り。主催は、クリスチャンインターナショナルアジア(ロナルド・サーカ代表)、CIアジア東京キリスト教会(吉田万代牧師)。問い合わせは、事務局(電話:03・3205・0456、0283・24・6653、メール:[email protected])まで。
■日程■
・セッション1 13:00〜15:00
・セッション2 15:30〜17:30
・セッション3 18:30〜20:30