地質学者で創造論を支持する韓国ハンドン大学教授のイ・ジェマン氏が4月29日、東京都内で講演し、「進化論は科学的な根拠から生まれたものでは決してない」と進化論が仮説に過ぎないことを指摘した。
イ氏は、人類進化における重要な証拠として教科書にも掲載されているいくつかの代表的な化石について、すでに専門家の間では完全な人か他の動物の化石に分類されていることを紹介した。イ氏は、「いかなる科学者であっても、化石の年代を測定できる人はいない」としたうえで、人類の進化系統表については、「地球上でこのように発見されたことは決してない」と科学的な根拠がないことを指摘した。
イ氏は、ダーウィンが『種の起源』を発表してから150年以上経ても、進化論を裏付ける証拠が見つかっていない事実を強調し、「(進化論は)間違った『信念』と言える」と語った。