チャーチ&ホームスクーリング運動を推進する「チア・にっぽん」(稲葉寛夫代表)が主催する「チア・コンベンション」が1日、奈良県生駒市の関西聖書学院で始まった。活動8年目となる今年は、米国からホームスクーリングに携わる3人の強力スピーカーを招き、30人の講師陣、約80種類の講義を用意。これから大阪(6月1〜2日)、東京(6月8〜9日)、福岡(6月14〜15日)の3会場で行われる。昨年は総勢2千人が参加した。
大阪会場では、米国ホームスクーリングのパイオニア的存在で、チア・コンベンションの第1回目でも講演、今回3度目の来日講演となるジュリー・ホーン氏が1日目と2日目に基調講演を行う。2日間の日程であわせて5回行われる分科会では、ホームスクリーングなどの子育てに関わる様々なテーマを取り扱う。
東京会場(東京国立オリンピック青少年記念センター)では1日目、14人の子ども達をホームスクーリングで27年間育ててきたリック・ボイヤー氏、さらに、この夏著書「レガシー(遺産)―父から子どもたちへの10の贈り物」が日本で出版予定の、米アラバマ州クライスト・フェローシップ・バプテスト教会のスティーブン・ローソン博士が講演する。2日目には、ジュリー・ホーン氏が東京でも再び基調講演を行う。分科会は6回、計56講義を予定。
九州地区での初の開催となる福岡会場(フルゴスペル福岡教会)では、これまでに札幌、仙台、岡山、広島など全国各地にチャーチ&ホームスクーリングのインパクトを与えてきた「ミニ・コンベンション」を開き、4回の分科会、計13の講義を行う。