世界教会協議会(WCC)では仏教徒との相互理解の活動を活性化させている。
昨年WCCの異宗教間対話・協力プログラムエグゼクティブに任命されたクレア・アモス氏はキリスト教徒が仏教徒と対話し、仏教徒の宗教心や仏教の伝統を学ぶことは、キリスト教徒が改めて自らの信仰を理解することに非常に有益なことであるとの見解を示している。
アモス氏は現在WCCの異宗教間対話に関する国際ジャーナル「現在の対話」編集長を務めている。同ジャーナルの前編集長で現在編集顧問でもあるシャンタ・プレマワルダナ氏は「異宗教間対話」について最近論文を発表している。同ジャーナルは2年間刊行が中断されていたが、アモス氏によって再度刊行されるようになり、今後2年に一回の割合で刊行されていく予定であるという。
アモス氏は年内にも発表予定の「宗教多元社会におけるキリスト教徒の自己理解について」というレポートの作成に現在取り組んでいるという。同レポートはアモス氏以外にもさまざまな神学者たちが協力して作成されているという。
*詳細はWCCホームページまで