夜明け前
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夜明け前(最終回)永遠の都に生きるように
これを読んでくださったお一人お一人の方に、私の話をここまで聞いてくださったことに、心から感謝を伝えたいと思っています。この世界を生きている全ての方に、神様から与えられた素晴らしい物語があることでしょう。
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夜明け前(7)病者じゃなければ
私は人をうらやむ気持ちに苦しんでいた時間がありました。それは、自分とは真逆の、生まれ育ちに恵まれた人に対してでありましたし、また私の身近な叔母も、私のうらやむ人の一人であったのです。
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夜明け前(6)罪と愛
私は「罪」が分かるまで、長い時間を要しました。どんなに教会の学びに通っても、自分の罪が分かりませんでした。「人は皆罪びとだ」と言われても、責め立てられる思いがするばかりで、たとえ私が悪いとしても ‘育った環境が悪かったから’…
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夜明け前(5)囚人A
自分を傷つけ、壊したい。その衝動は、ずっと私の中にありました。「この社会につぶされて、殺されてしまう前に、自ら死を選ぶんだ」。そんな決意がありました。昔の私にとって、人や社会のまなざしは、私を殺すだけの力を持った恐ろしいものであったのです。
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夜明け前(4)結婚
おばあちゃんの容態があまり良くなかったために泊まり込んでいた実家から、明日には帰ることになりました。おばあちゃんの容態が、ずいぶん安定したのです。今日は、午前中には恩師のもとでの学び会に参加して、午後はおばあちゃんにお話を作って…
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夜明け前(3)天使たちに守られて
「おばあちゃんの血圧が下がっている」。そう連絡を受けて、夫と共に、早朝に家を出ました。九州では台風14号が猛威を振るっておりました。関東のこちらの空まで重々しいくすんだ雲が覆っており、生温かい風が吹いていました。
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夜明け前(2)「君は愛されるために生まれた」
34歳の頃でしょうか。とある街の教会で、信徒の方たちが高らかに、私にこの歌を歌ってくれたことがありました。「君は愛されるために生まれた。君の人生は愛で満ちている・・・」
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夜明け前(1)世界の出口
「私は・・・」。今まで、私が書いてきた物語の書き方は、たいていそうでありました。「私は」または「僕は」というように、主人公のまなざしで書くことを好んできました。
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