社会
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賀川豊彦と協同組合文化-国際協同組合年に向けて
25日、労働金庫会館(東京都千代田区)で「賀川豊彦と協同組合文化」と題した第三回フォーラムが開催された。21世紀の社会において改めて見直される賀川豊彦の思想と協同組合文化について、千葉大学大学院教授の小林正弥氏および帝京大学准教授の濱田陽氏が講演を行った。
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世俗化する欧州 クリスチャンはどうあるべきか?
世俗化の進む欧州において、キリスト教徒が自身の信条を保って生活するためのフレームワークを策定する必要があることが、欧州キリスト教界内で頻繁に提言されている。このような提言を受け25日、26日の2日間にわたって英ロンドンで「個人主義を超えて」と題した欧州キリスト教指導者らによる会議が行われた。
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気候変動への責任ある対策を行う最後の機会-WCCが呼びかけ
南アフリカダーバンで、28日から12月9日まで、第17回気候変動枠組条約締約国会議(COP17)が開催される。開催に先駆け、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、世界諸教会が目に見える形で気候変動問題対策、特に気候変動で生活に多大な影響を受ける土着民族の側に立って訴えていくことを強く勧めている。
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米同性愛問題―クリスチャンのパン屋、訴訟問題に発展か
米アイオワ州に住むクリスチャン女性のヴィクトリア・チルドレスさんが、自身の経営しているパン屋でキリスト教の信仰に従って同性愛者のカップルのためのウェディングケーキ受注を拒否したことを受け、法的措置を受ける可能性が生じている。
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北米クリスチャンら、社会問題対策を呼び掛け
世界教会協議会(WCC)は6日から11日までカナダアルバータ州カルガリーで、「世界の諸問題の現状について分析し、新たな世界を作り出す」ことをテーマに協議会を開催した。
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途上国ジェンダー問題、エイズ蔓延の大きな要因
ナダル博士は南アフリカ諸教会の活動に深く関与し、南アフリカ社会における女性の健康問題、同国地域社会に根付いている家父長的価値観やジェンダー差別問題について取り組んできた。
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「しあわせ運べるように」森祐理さん、宮城でコンサート
日本国際飢餓対策機構の親善大使で福音歌手の森祐理さんが10月30日、宮城県亘理町と仙台港の仮設住宅でコンサートを行い、復興への歩みをはじめた被災者を励ました。
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タイ洪水被害、1万世帯に緊急支援パック配布 日本国際飢餓対策機構
一般財団法人日本国際飢餓対策機構(大阪府八尾市)は、大洪水の被害を受けたタイを支援するため、1万世帯に緊急支援パックを配布することを決定した。
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リーダーは仕えるために存在する—今の時代に必要なリーダー像
10月26日、第1回サーバント・リーダーシップフォーラムが東京都港区グランパークプラザで開催された。東日本大震災を経て、戦後最大の国難にある日本において、あるべきリーダーシップのあり方が欠けていることが問題であることが同フォーラムで指摘された。
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水資源問題プロジェクト、地域社会に合った支援を-WCC
10月25日から27日にかけてケニアナイロビで開催された世界教会協議会(WCC)エキュメニカルウォーターネットワーク(EWN)のグローバルフォーラムに参加した米チャーチ・ワールド・サービスグローバルアドボカシーシニア助言役のデービッド・ウィーバー氏が、水資源問題解決のための見解についてケニアのジャーナリストフレドリック・ズウィリ氏のインタビューに応じた。
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諸宗教指導者ら、COP17に向け共同声明文作成
世界教会協議会(WCC)加盟諸教会代表者、政治家および市民社会団体活動家らが10月23-24日にかけてカナダに集って会合を開き、第17回気候変動枠組条約締約国会議(COP17)における共同声明文発表のための準備作業を行った。
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「世界平和の集い」対話による平和と正義を模索
27日にイタリアのアッシジで毎年ローマ教皇の招集によって開催される「世界平和の集い」において、世界教会協議会(WCC)のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、「十字架は十字軍のための十字架ではなく、神様の愛が全ての人を包み込む象徴としてのものです。トゥヴェイト博士は平和を追い求めて変革を起こそうとしている世界中の若者たちの働きを称賛し、信仰の指導者らが他者を受容するための対話に積極的に関与していくように呼びかけた。
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カダフィ大佐死亡-キリスト者としてどう向き合うか?
20日、リビアで42年間の独裁を行ってきたカダフィ大佐が死亡した報道を受け、多くの人々が独裁政権の崩壊に喜びを見せている。一方で世界中で多くの信仰心あるキリスト者は今回の射殺による独裁者死亡をどのように受け止めるべきか自問している。
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WCC、ヒンドゥー教文化の中のキリスト者の自己理解を促進
世界教会協議会(WCC)は12日から15日にかけてスイスボセイにあるエキュメニカル大学で、地域的にヒンドゥー教徒と密接に関わる社会で生活するインド、ネパール、バングラデシュ、スリランカ、マレーシアおよびインドネシアのキリスト教徒らが集い、キリスト教徒とヒンドゥー教徒の関係について考察する会議が行われた。
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WCC、エジプト諸教会を支援
世界教会協議会(WCC)は18日、エジプトで9日の主日に生じたコプト教徒とエジプト軍部の衝突事件で25名が死亡し、そのほとんどがコプト教徒であった事件を受け、コプト教徒の同国における正義と非暴力を貫き、軍部と交渉を行う道を支援していく旨を発表した。
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東日本大震災後の社会、聖書的価値観の反映が必要 ~被造物と共に~
住田氏は、今後の社会問題に対するキリスト者のアプローチの仕方として「神の御前に、聖書の価値観にこだわって生きること、文化の形成が重要な課題です。人間中心のカルチャーに対する聖書に基づいたカウンターカルチャーの形成こそ、現代社会において、求められ、そして、明らかにする必要があります」と述べ、伝道者の書12章13節に書かれてあるように、世にあって「神の命令を守ること」に忠実であり、その価値観を伝えて生きるキリスト者の生を送っていくことの大切さを改めて訴えた。
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東日本大震災後の社会、聖書的価値観の反映が必要
14日、お茶の水クリスチャンセンター(東京都千代田区)で、幡ヶ谷キリスト教会牧師住田裕氏(日本長老教会社会委員会)による「東日本大震災と新しいライフスタイルの再発見―ポスト3.11のクリスチャンの生き方―」と題した講演が行われた。
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文化大国への道―市民社会の担い手としてのキリスト教教育を
8日、明治学院大学白金校舎(東京都港区)で第32回賀川豊彦記念講演会が行われた。今年度は明治学院学院長久世了(くぜ・さとる)氏が「今後の日本と歴史の教訓」と題して講演を行った。
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文化大国への道―市民社会の担い手としてのキリスト教教育を(2)
明治学院学院長の久世了氏は、文化・教育へ金融資産が投資される際の「キリスト教主義教育」の重要性について「誤った特殊教育、偏向教育がなされることで視野の狭い人間を作ってしまいます。偏向教育を抜け出し、この世の上にあって、上から自分のことを見つめているという視点を養うため、かつ市民社会の担い手のひとりであるという意識を養うためにもキリスト教主義教育が大切です」と述べた。
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世界の食料問題考えよう 「世界食料デー」各地でイベント
世界の食料問題を考える10月16日の「世界食料デー」に合わせて日本国際飢餓対策機構(大阪府八尾市)は、9月から11月までの3カ月間を世界食料デー月間として全国各地で啓発活動を展開している。
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