国際
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サグラダ・ファミリア、1世紀以上にわたる「違法建築」状態解消へ
1882年に建設が始まり、約140年たった今も建設が続いているスペイン・バルセロナの「サグラダ・ファミリア」(聖家族教会)がこのほど、1世紀以上にわたる「違法建築」状態から解消される見通しとなった。
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時価500億円 ダビンチのキリスト画が行方不明?
約500年前にレオナルド・ダビンチが描いたとされ、「サルバトール・ムンディ」(「救世主」の意味)として知られる美術品史上最高額で落札されたキリスト画が、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビで姿を消した。
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“宗教界のノーベル賞” 理論物理学者のマルセロ・グライサー氏が「テンプルトン賞」受賞
宗教界のノーベル賞と呼ばれる「テンプルトン賞」の今年の受賞者が、ブラジル出身の理論物理学者、マルセロ・グライサー氏(60)に決まった。同賞を主催するジョン・テンプルトン財団が公式サイトで発表した。
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クリスチャン・エイド・ミッション創始者のR・フィンリー氏死去
世界宣教に先住民を重視する独自の視点で乗り出し、「クリスチャン・エイド・ミッション」(CAM)を設立したロバート・フィンリー氏が3月22日、活動の拠点としていた米バージニア州シャーロットビルで死去した。96歳。
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キリスト教主要5教派が参加、「義認の教理に関する共同宣言」調印20年で会合
カトリック、ルーテル、メソジスト、聖公会、改革派のキリスト教主要5教派から代表者が参加する会合が、米ノートルダム大学で開催された。1999年に「義認の教理に関する共同宣言」が調印されてから、今年で20年がたつのを記念したもの。
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米福音派の50年 彼らは「サブ・ポリティカル集団」か「真理に生きる集団」か
前回、白人系福音派が依然高い支持率でドナルド・トランプ大統領を支えていることを述べた。これに加えて、米国全体の宗教動向をデータ化したものを参考にして、1970年代から現在までの「米国福音派」および「米国キリスト教界」の推移を概観してみたい。
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米キリスト教書店大手、全米170店舗閉鎖 ネット販売に一本化
米南部バプテスト連盟(SBC)の出版部門であるライフウェイ・クリスチャン・リソーシーズは20日、全米で170店舗展開しているキリスト教書店「ライフウェイ・クリスチャン・ストア」を年内にすべて閉鎖し、インターネット販売に一本化すると発表した。
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フランシスコ会修道士のケニア人教師、「世界最高の教師」に
カトリックの修道会「フランシスコ会」の修道士で、ケニアの中学教師であるピーター・タビチさん(36)が、「世界最高の教師」に選ばれた。月収の8割を貧しい家庭の子どもたちへ支援に回すなどして教育を続けてきたという。
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英神学生、18世紀の速記文書の解読に成功 アンドリュー・フラーの説教が明らかに
英スコットランドの神学生が、約200年前に活躍したバプテスト派の神学者アンドリュー・フラー(1754~1815)の速記文書の解読に世界で初めて成功した。解読したのは、英セントアンドリュース大学神学部3年のジョニー・ウッズさん。
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ミサ中に神父刺される、テレビで生中継中 カナダ
カナダ東部モントリオールの聖ジョセフ礼拝堂で22日朝、神父がミサの最中に刺される事件があった。神父は病院に運ばれたが軽傷で、すでに退院している。刺されたのはクロード・グルー神父(77)。
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ボコ・ハラムから逃れてきたクリスチャンの難民少年、米NY州のチェス大会で優勝
イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」からの迫害を逃れて、ナイジェリアから米国に渡り、家族と共に難民として暮らすキリスト教徒の少年、タニトルワ・アデウミ=愛称・タニ=君(8)が、米ニューヨーク州のチェス大会で優勝した。
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米国福音同盟理事会、「性的純潔と児童保護への呼び掛け」決議を採択
教会における性的虐待が全米で多数報告されている問題を受け、米国福音同盟(NAE)理事会は各教会に対し、牧師やスタッフ、ボランティアなどを厳格に選定する包括的措置を講じるよう勧告する決議を採択した。
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火災で教会全焼も聖書は一冊残らず無傷 米ウェストバージニア州
米東部ウェストバージニア州の教会で火災が発生し、教会の建物は全焼したものの、教会内にあった聖書が一冊残らず無傷で済むという出来事があった。火災があったのは、同州南部の町ダニエルズにある教会「フリーダム・ミニストリーズ」。
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白人福音派では依然高い支持率、最新統計で読み解くトランプ大統領の評価
2020年はいろいろな意味で大変な年になる。日本にとっては、東京オリンピック・パラリンピックの年であるが、太平洋の向こう側の米国においては、4年に1度の「王様選び」と揶揄(やゆ)されることもある大統領選挙が行われる。
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ロンドン神学院のカルビン・サミュエル校長が辞任
ロンドン神学院(LST)のカルビン・サミュエル校長が辞任した。自身の振る舞いをめぐり内部調査が行われたことを受け、引責したものとみられる。サミュエル氏は、カリブ海の島国バルバドス出身。メソジスト派の聖職者で、英ダラム大学から移籍してきた。
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「この苦痛は言葉では表現できない」 NZクライストチャーチの教会指導者ら、モスク銃乱射事件に応答
ニュージーランド中部の都市クライストチャーチで14日に発生し、イスラム教徒50人が殺害されたモスク銃乱射事件を受け、クライストチャーチの教会指導者らは同日、イスラム教徒に対する支援を表明した。
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4万人のクリスチャンが参加、米ナッシュビルで1カ月間全住民のために祈るイベント
米テネシー州ナッシュビル(人口約69万人)で、住民一人一人の名前を挙げて祈る1カ月間にわたるイベント「ナッシュビルの覚醒」が開催された。ナッシュビル市内や近郊の約400教会から、約4万人のクリスチャンが参加した。
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NZクライストチャーチのモスク2カ所で銃乱射、40人死亡 容疑者4人拘束
ニュージーランド(NZ)南島東部にある同国第2の都市クライストチャーチのモスク(イスラム教の礼拝所)2カ所で15日、銃乱射事件が発生した。これまでに40人が死亡し、容疑者4人が拘束された。犠牲者には子どもも含まれていると伝えられている。
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エチオピア航空機墜落、世界教会評議会スタッフの牧師が搭乗 スイスの本部で追悼礼拝
世界教会評議会(WCC)は11日、10日に発生したエチオピア航空機の墜落事故で亡くなった157人の中に、スタッフのノーマン・テンディス氏(51)が含まれていたことを受け、スイス・ジュネーブにあるWCC本部の礼拝堂で追悼礼拝を行った。
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ナイジェリアでキリスト教徒32人殺害、フラニ族の犯行か
ナイジェリアで、少なくとも32人のキリスト教徒が殺害される事件が発生した。過激な遊牧民族として知られる「フラニ族」の犯行とみられる。多くの人命が失われただけでなく、複数の民家と少なくとも教会1棟が焼き討ちに遭い、数百人の住民が避難した。
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