同志社大学は29日、今年7月に行った今年度の「学生による授業評価アンケート」の集計結果を同校ホームページ上で公開した。アンケートは全学部共通の質問として、平均の予習復習時間、授業内容が分かりやすかったか、授業に満足したかなどの13項目と、各学部独自の質問に分けて行われた。科目の受講者数により結果を4種類に分類。科目登録者の56%から回答を得ている。
毎回の授業に対する平均予習復習時間をたずねる問いにたいして、神学部生徒は受講者数60人以下の場合、2時間以上と答えたのは約4%、1時間30分程度が約10%と、全学部平均の約倍であった。一方で、0時間と答えた学生も約5%ほどおり、全学部の倍以上となっている。受講者数61人から200人の場合も1時間30分以上予・復習をする生徒が全学部平均の約3倍以上、14%ほどを占めるのに対して、0時間の生徒も約6%ほどとこちらも全体平均の3倍という結果だった。全学部平均よりも、神学部生は勉強意欲がある生徒とない生徒の二極化が見られた。
授業の満足度に対しては、神学部生は全学部平均よりも高い満足度が見られる。知的刺激を受けたかの問いにも8割程度が強く受けたまたは受けたと答えており、全体平均を上回る。
アンケート結果については、以下のアドレスで公開されている。
http://www.doshisha.ac.jp/kyouiku/cfd/questionnaire/jha2005s.pdf