北朝鮮北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議は2日目の9日、議長国・中国が合意文書草案を提示した。協議筋は、北朝鮮・寧辺の核関連施設が2カ月以内に「稼働中断、閉鎖、封印」され、見返りにエネルギー供給、経済支援を実施するとの表現があることを明らかにした。ロイター通信が報じた。
今回の協議では、米国などが求めている寧辺(ヨンビョン)の核施設の停止や国際原子力機関(IAEA)の査察復活など、核放棄に向けて取るべき「初期段階の措置」に北朝鮮がどれだけ応じてくるかが焦点となっている。6カ国協議の進展にいま、世界が注目し、アジアでの「核」の脅威が解消される日を待ち望んでいる。