日本クリスチャンアカデミー(シュペネマン・クラウス理事長)は、昨年衆参両院で可決された教育基本法改定や相次ぐいじめ問題などで社会で注目を集めている教育現場での問題について、20日、毎年恒例の新年の集いで話し合う。会場は東京都新宿区の日本キリスト教会館。
講師は麻布中・高等学校(東京・港区)校長の氷上信廣氏。氷上氏は03年に同校校長に就任。05年に創立100周年を迎えた同校「百年史」編纂に携った。同校創立者の江原素六は日本基督教団・沼津教会の創設にかかわり、東京YMCAの理事長を務めるなど積極的にキリスト教を支えたことでも知られる。
集会は第1部で氷上氏が、現場責任者の立場から教育現場で今日起こっている諸問題について講演する。その後の第2部で参加者たちが交流と懇親のときを持つ。
参加費は3000円(一部参加可)、事前申し込みが必要。申し込み・問い合わせは、日本クリスチャンアカデミー関東活動センター(電話:03・3207・6198)まで。