キリスト教精神に基づくNGO(民間非営利団体)として、物心両面の飢餓の救いを目的に活動している日本国際飢餓対策機構の小パビリオン「いただきますの未来館」が、今月1日から「愛・地球博」に出展されている。
同館では、「南君」というキャラクターを使い、日本と世界が抱える食糧事情の問題点を紹介、物質的援助だけではなく、他者の痛みを理解する「善隣共生」の生き方が必要と訴えている。ワークショップホールでは「63億人の食卓」(所用時間約20分)を開催。本物のパンを使い、世界の食力事情の不均衡さ、その解決法を参加者と共に学んでいる。12日から15日までは、ピアニスト・シンガーソングライターのみのもとこさんによる「ピース・オン・アース 〜ピアノメッセージライブ〜」も開催する予定。
いただきますの未来館は、地球博が閉幕する25日まで出展される。
国際飢餓対策機構のホームページ http://jifh.fhi.net/
愛知博・地球市民村のホームページ http://www.global-village.expo2005.or.jp/ja/index.html