東エルサレムYMCA(キリスト教青年会)とパレスチナYWCA(キリスト教女子青年会)によるオリーブ植樹プログラムを支援しようと、日本全国のYMCAがキャンペーン募金を実施している。
オリーブの木は、平和の象徴やキリスト教のシンボルとして知られている。パレスチナ地方では長い歴史の中で大切に育てられてきたが、紛争などによって近年では数を減らしているという。
こうした中、東エルサレムYMCAとパレスチナYWCAは平和実現への願いをこめて、5万本を目標にオリーブの植樹キャンペーンを実施。全世界YMCA・YWCAからの協力を得て、これまでに6600本の苗木を植えた。(2005年6月現在)
日本YMCA同盟事務局によると、植樹地には「希望の灯をともし続けることを選んでくださった人々への感謝」というメッセージと寄附者全員の氏名を記載した看板を設置している。
1本の苗木を植えるために必要な3000円1口で受け付けている。問合せは日本YMCA同盟オリーブの木担当(電話・03-5367-6645)まで。