昨年1年間で78のプロテスタント教会が閉鎖するなど、弱体化が顕著になっている日本の教会の実状を見つめなおし、その対策を考えようと、第2回教会インフォメーションサービス(CIS)セミナー「CISのデータに聞く日本の教会の実状・対策」が3月5日、お茶の水クリスチャンセンターで開催される。
企業経営から学ぶ画期的宣教戦略を提唱し、昨年9月の「宣教フォーラム2006」(JEA宣教委員会主催)でも特別講師として講演した元カネボウ薬品会長の三谷康人氏(インターナショナルVIPクラブ顧問)をはじめ、CIS代表の花薗征夫氏、アジアンアクセス宣教師のスコット・バリッシュ師が発題する。
CISが昨年まとめた日本のプロテスタント教会の統計資料によると、日本にあるプロテスタント教会の総数は7781教会(06年11月1日現在)で、前年と比べ18減。昨年1年間で閉鎖された教会は全国で78に上った。