キリスト者が教派を超えて結集し日本伝道の前進のために話し合う第5回日本伝道会議(2009年9月開催)の開催地が北海道札幌市に決定した。実行委員会は「伝道会議の理念に賛同する全国のクリスチャンに参加を呼びかけたい」としたうえで、会議の成功のための祈りを要請している。
実行委は日本福音同盟(JEA)理事会を中心に構成される予定で、07年春に正式発足し、会議の主題を発表することになる。
実行委員長の原田憲夫牧師(日本福音キリスト教会連合)は「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして」取り組みたいと所信を述べ、「多様な教派と協力し合う時代だと思う。そうしなければ何もできない」と語った。
原田牧師は日本全体を視野に入れた会議であることを踏まえ、日本基督教団などJEAに加盟しなていない教会と協力できる分野を模索していきたいと語った。原田師は「具体的なことはこれから」と前置きしながらも、日本基督教団議長山北宣久牧師が伝道協力を促進する意向を表明したことに触れ、「協力し合う時代だと思う。そうしなければなにもできない」と語った。