沖縄フランクリン・グラハム国際大会のカウンセリング・フォローアップ委員会(喜友名朝英委員長)は現在、大会で誕生した新しいクリスチャンたちの信仰を励まし、キリストの体である教会へと彼らをつなげようと、沖縄の諸教会と連携しての懸命なフォローアップ活動を実施している。喜友名委員長は、今後の活動の焦点は「新しい決心者をキリストの弟子にまで育てること」にあると強調した。
大会後、同委は、アンデレカードやカウンセラーから寄せられた情報を集計した。決心者がよりスムーズに教会に定着できるようにとの配慮から、集計結果をもとに決心者一人ひとりに最も適した教会を割り振っていった。
さらには大会で新しく信仰を持った決心者全員を対象に調査を行い、担当の教会から訪問があったか、その後の信仰生活はどうかなどについて質問して決心者への連絡を徹底した。
教会内でのフォローアップも万全だ。同委は決心者の信仰生活を長期的にサポートできる環境を各教会で整えようと、大会前に全5回のセミナーを開催してフォローアップの奉仕者を育成してきた。現在、各教会ではその奉仕者が中心になって、新来会者を受け入れるための小グループを形成している。
フォローアップ活動の今後の焦点について喜友名朝英委員長は、「新しい決心者をキリストの弟子に育てること」だと強調した。決心者を教会の奉仕と養育、そして証しの働きに参加させることによって教会での役割を強めていきたい考えだ。また、教会員が新来者のために多く犠牲を払うことを通して、教会の意識が内向きから外向きに変わり、伝道が活性化すると分析している。
喜友名委員長は「教会が、自己目的を脱却して、神の栄光と魂の救援のために愛の犠牲を払うこと、そして新しく決心された方がキリストの素晴らしい弟子となることを願う」と話した。