四国の松山を中心に全国7教会の主任牧師を務める万代栄嗣牧師が11日、東京・銀座で集会「万代栄嗣”福音を語る”」を開催した。都内近郊からビジネスマンや主婦ら約30人が参加した。万代牧師は、ルカの福音書2章1−14節を引用して「大事なのは、救い主イエス様が私たちのために生まれ、今、私たちと共にいてくださるという事実」と会衆に語った。
万代牧師は、聖書がイエス・キリストの生誕について時と場所を含む史実として明確に記録しており、あいまいで神話的な「作り話」ではないと強調した。そのうえで、「いまだかつてだれも経験したことのない今日、2006年12月11日を生きる私たちの中にも、キリストが同じように宿ってくださる」と述べ、現代を生きる一人ひとりの人生にも主が等しく生きて働かれることは「事実」だと語った。
万代牧師は、「2千年前に馬小屋という汚れた場所に宿られ家畜のえさ箱(飼い葉おけ)に寝かされたイエス・キリストが、汚れ傷ついた人間のこころに宿り、その人を深く愛してくださるのです」と主イエスの豊かさと愛を説いた。