現代キリスト教音楽で有名なヒルソング教会(オーストラリア・シドニー)の賛美チーム「ユナイテッド」が19日、青山学院大講堂で来日公演を開催した。雨にもかかわらず青年を中心に約2000人が来場。同教会青年部(ヒルズ・パワーハウス)のクリシャーン・ジェアラットナム牧師がメッセージを取り次ぐと、72人が信仰を決心した。
ユナイテッドのメンバーは、日本の青年クリスチャンの活気に満ちた賛美に驚かされたと話し、神様が日本に働きかけていると証しをした。
ヒルソング教会はオーストラリアを拠点としたペンテコステ派の教会。ロンドン、イギリス、ウクライナ(キエフ)、パリに国際支部を持つ。ブライアン・ヒューストン、ボビー・ヒューストン両牧師が1983年8月に設立。アッセンブリーズ・オブ・ゴッド運動の流れを汲む。ヒルズ・クリスチャン・ライフセンターとして教会員45人と共に始まった同教会は、4年間で900人の会衆へと急成長した。
教会の音楽ミニストリーが発展したことを機に、年に一度クリスチャン・ミュージシャンの訓練と教育を目的とした「ヒルソング・カンファレンス」を開催。音楽宣教を担う信徒や指導者が毎年多数参加している。
1990年代には「ヒルソング(Hillsong)」の名称で音楽CDをプロデュースし、オーストラリアをはじめ、世界各国で人気を集めた。日本でも現代キリスト教賛美の中心的な存在として人気を集めている。
来日公演は昨年8月に続き2度目。来年の開催も予定している。