サムエル・コビア世界教会協議会(本部・ジュネーブ、以下、WCC)総幹事が15−22日の間、WCC代表としては初めて中国を訪問する。WCCの発表で14日わかった。
中国キリスト教協議会(CCC)の代表らの同行で上海、南京、北京、西安を巡回する。今世紀のエキュメニカル運動とその役割を再確認することが目的。地方自治体の幹部や宗教事務局の局員、中国社会科学院の社会科学者らも同伴する。
CCCはWCC傘下の教団で、中国プロテスタント教会三自愛国運動委員会と協力関係にある。WCC訪問団はコビア氏を含め7人。WCCによる訪中はコンラッド・レイザー前総幹事以来12年ぶり。