ヨハン早稲田キリスト教会(金圭東牧師、東京都新宿区)が毎年2月に行っている次世代を担う若者を中心としたキャンプ、「Youth KOSTA Winter Camp」が今年も2月27日から3月1日の日程で国立青年の家「富士のさと」(静岡県御殿場市)で開催された。今回、第7回目を迎えた同キャンプは2000年からキリストを日本中に伝えるというビジョンを分かち合うべく行われてきた。初開催当初、参加者は東京の人々だけであった。しかし、回を重ねるごとに地方教会からの参加者も増え、今回は全国から641名の参加者があったという。その内、25%は初参加者だ。
今回は「私の領土を広げてください」をテーマに、映画や映像を交え、ヨセフの生涯を取り上げた金圭東牧師のメッセージを中心に、特別講義やセミナーが行われた。金牧師はメッセージで、「兄弟に裏切られ奴隷として売り飛ばされた試練の中でも、信仰で勝利し、エジプトの総理大臣となったヨセフのように、どのような小さな出発であっても、大きな影響力を与えていく人生となるように」と参加者一人一人に信仰のチャレンジを与えた。
参加者の一人であるヨハン早稲田キリスト教会の加納執事は「神様の恵みで、今年は2週間前に初めて教会に来た大学生と共に参加することができました。2日目の夜、すべてのプログラムを終え宿舎に戻った時、彼が4つの法則を通してイエス様を信じ受け入れる恵みがありました。キャンプファイヤーで牧師先生のメッセージを聞きながら、私もイエス様を信じてみたいという気持ちが自然と湧き上がったそうです。聖霊様の確かな働きがユースキャンプにあることが確信でき、感謝にあふれました。また地方教会から年々参加者が増え、福音が確実に全国に述べ伝えられているのだと肌で感じるユースキャンプでありました。」と語った。