クリスチャンサーファーが集まり、サーフィンを通して福音を伝える宣教団体「クリスチャンサーファーズ・ジャパン(代表デビット・リビィ、以下CSJ)」が主催する「2005CSJ全国集会」が今月22−24日の3日間、千葉県一宮町にあるトロン温泉国民宿舎一宮荘で行われた。この催しはCSJが主催して毎年行うもので、今年は全国から70人が参加。クリスチャン、ノンクリスチャンを問わず、みながサーフィンによって一つとなった。
集会では、クリスチャンサーファーズ・インターナショナルのアジアパシフィック・ディレクターをつとめるアンドリュー・カラザース伝道師がメッセージを伝えた。カラザス伝道師は、ペテロが主と共に水の上を歩く奇跡の箇所を本文に、私たちがいつまでも居心地のよい舟の中にいるままなのか、それともペテロのように舟から外に信仰の一歩を踏み出して主の道に従うのかと会衆に問いかけた。そして、おぼれかけたペテロを主が助けたように、私たちが信仰をもって歩み出しさえすれば、たとえ途中で倒れそうになったとしても主が必ず私たちを守ってくださると説いた。
メッセージのあと、スモールグループ・ディスカッションが行われ、メッセージを聞いた感想や信仰の証を話しながら恵みを分かち合った。またCSJの働きについて学ぶトレーニングセッションの時間には、熟練したスタッフがリーダーとなり、クリスチャンサーフィンイベントの企画・運営や、サーフィン伝道の具体的な方法などを参加者に指導した。
今回の集会では、参加した一人の若者が決心した。CSJはこのように、日本中にいるサーファーたちをネットワークでつなぎ、彼らに福音を伝え、救われた人々を地域の教会へと導いている。オーストラリアで始まったクリスチャンサーファーズは現在、世界15カ国に支部をもち、国際的な交流を活発に行っている。