教会インフォメーションサービス(CIS、埼玉県新座市)花薗征夫代表が19日、米国長老教会(PCA)韓国人教会協議会主催のアジア宣教大会で、日本のプロテスタント教会に関する最新の統計資料をもとに講演した。東京渋谷福音教会(金成洙牧師、日本アライアンス・ミッション)が会場。
花薗代表は「統計から見た日本の宣教」と題した話の中で、日本の教会数との各大陸別教会数を提示した。日本の教会数は7784件(2004年)、会員総数は55万7718人(同)。礼拝出席者数は毎週27万9227人(同)、受洗者数は8712人(同)、日曜学校の参加者は6万7647人(同)だった。
花薗代表は、第二次大戦後の1945年に約2000件だった教会数が2000年に7814件に達した後は減少傾向にあり、教会成長率はますます鈍化していると明かした。
日本の教会規模は小さく、礼拝出席者数1〜10人の教会が全体の17%、出席者30人以下の教会は3分の2に上る。また91%の教会で礼拝出席者は100人未満だ。
国内の教会・教派別団体数は167と少ないが、希望を与える数値でもあると前向きに語った。
花薗代表は、シンガポールにいる宣教師の夫人が日本の教会たちが首を絞められる幻を見たと話し、「日本は霊的戦いの中にあり、祈りのほかに勝つ方法はない」として、宣教師たちと一緒に祈り協力して宣教したいと語った。