北米地域の主要バプテスト教会・団体らが08年1月30日から2月1日にかけて、教団・教派を越えた社会的な弱者のための一致を呼びかける大規模な行事を開催する。
バプテスト教会指導者ら80人は今月9日、ジョージア州アトランタのカーターセンターで記者会見を行い、アトランタ・ジョージア国際会議場で「新しいバプテスト教会のカベナント祝祭(Celebration of a New Baptist Covenant)」を開催すると発表した。
会見でジミー・カーター元大統領は、「米国バプテスト教会歴史において最も歴史的な行事の一つとなる」としたうで、「人種、民族、派閥、地域などに関係なく、われわれの共通した信仰が回復されるよう希望する」と語った。
テーマは、「貧しい者たちに福音を述べ伝えるための一致」、「宗教的多様性を尊重するための一致」、「正義を伴う平和を追求するための一致」、「異邦人を歓待し、打砕かれた人々をケアするための一致」。また、祝典では、「福音伝道」、「預言者的説教」、「信教の自由」、「貧困」、「 HIV/エイズ」、「公共政策における信仰」、「人種主義」などを取り上げる。北米地域のバプテスト信徒の約2万人が参加する見込みだ。