米合衆国長老教会(PCUSA)使節団がこのほどレバノンを訪問した後、「この地域のキリスト教徒は生命の危機に晒されながら生活している」と報告した。現地でイスラム教徒が勢力を広げ、イスラム教原理主義武装組織ヒズボラが活動していることが原因であるという。
使節団の報告によると、現地の福音主義キリスト教指導者たちは「非常に苦しい状況の中にある」「迫害が続き、恐怖に怯えて生活している」と使節団に訴え出た、こうした状況により、若者たちが教会から離れているのが現状という。教会員は「教会の子どもたちが周りの子どもたちのように暮らすことはできないのか」と怒りをあらわにしている。
使節団は今後イスラエルを訪問し、ユダヤ人や現地のキリスト教の指導者らと会談を持つ予定。