国際社会からの非難にもかかわらずインドと中国のキリスト教徒たちが政府当局から依然として迫害され続けている。米国の宣教団体の代表が報告した。
米国に本拠を置く迫害監視団体『殉教者の声』(VOM)によると、両国はキリスト教徒を激しく抑圧して信教の自由を制限しているという。
昨年末のクリスマスには、インドのオリッサ州にある教会がクリスマス礼拝の準備をしていたところ、ヒンズー教徒の過激派によって放火されたという。また最近の事例では、牧師と10人の宣教師が、クリスマスキャロルを歌ったという理由で逮捕された。
『殉教者の声』のスポークスマンは、「ヒンズー社会であるインドにおいて、キリスト教の急速な広がりが多くの迫害を招いている」との分析結果を明かした。