中国でカトリック教会の信徒数が増えており、特に若い年齢層の信徒が増えていることがわかった。中国の官営放送CCTVが報じた。
CCTVは、中国・北京のIT関連企業に勤めるカトリック教徒、リウさん(26)の話を放映し、「人々を愛し合い、困っている人々を助けることをカトリックから学ぶようになった」と語った。
リウ氏は「神様に礼拝をささげることが私の生活の中で大切な部分」、「以前は利己的な性格だったが、他の人の気持ちを考えることを学び、自分が変わっていくのを感じた」と告白した。
中国では大多数のクリスチャンが政府の認可を得ていない教会(家庭教会、地下教会)で礼拝を守っている。認可を得た教会は礼拝の許可を得ているが、地下教会は現在も礼拝堂の強制撤去や拷問などの迫害を受けている。