米国出身の世界的伝道者ルイス・パラウ氏率いるネクスト・ジェネレーション同盟が、福音主義教会指導者を対象とした超教派の訓練プログラム「革新的伝道カンファレンス」をオレゴン・ポートランド市で開催している。米クリスチャンポストが26日(現地時間)報じた。
パラウ氏は、本大会のような世界レベルの伝道の働きは過去50年で前例がないと強調した。自身の斬新で際立った伝道戦略の拡大がその言葉を自ら裏づけるかたちとなった。
本大会は2001年、9.11テロ事件の直後に初めて行われた後、同同盟会員によって毎年開催されてきた。開催地ポートランドはパラウ氏の故郷であり、今回の大会開催には地元教会からの強力な支援があった。
同紙によると国内の福音主義教会、宣教団体などから青年リーダーや牧会者300人が大会に参加。スケートボードに乗り、競技用ハーフパイプで最新の技を披露して未信者からも声をかけられるリーダーたちもいたという。
カンファレンスでは、青年を中心とした多数の新しい団体がさまざまなアウトリーチ(宣教拡大)の手段を駆使した伝道活動を紹介し、年配の教会指導者や歴史ある宣教団体から注目を集めていた。
パラウ氏の広報担当は同紙の取材に対し、「青年伝道団体が、スポーツやインターネットなど青少年の文化をふんだんに取り入れて伝道を展開し、成果を収めていることに勇気づけられた」とのパラウ氏の談話を発表した。