米国宣教連合(ミッション・アメリカ・コリジョン)は12日、10日に閉幕した年次総会について報告、米国福音同盟のテッド・ハガード代表が文化の急激な世俗化に憂慮を表明し、青少年世代に福音を伝えなければ過去の教会の功績がすべて徒労に終わると指摘したと伝えた。
報告によると、ハガード代表は若年世代の伝道において若手牧師が重要な役割を果たすと述べた。テレビ等のメディアを通して溢れかえる世俗的な情報と価値観が若者を支配してしまった社会に、教会が一石を投じなければならないと強調した。
同代表は、イエス・キリストを知らずに文化の潮流から抜け出すことは不可能であるとして、キリスト教会が総力を結集させて文化的堕落に立ち向かう勇気と謙虚さを得なければならないと語った。
同連合は米国内の諸教会が祈り、伝道、リバイバルを通じて福音を広めようとの共通目標のもと集まった教会ネットワーク。81教団、350の宣教組織、10の牧会ネットワークが加盟。米国福音同盟とは同同盟の伝道パートナーとして密接な関係にある。