米国大学教授の3人に2人が神、または人間を越える力の存在を信じていることがハーバード大教授らによる社会学調査でわかった。残る3分の1は神の存在を否定するか、知ることは不可能と考えているという。米紙クリスチャンポスト電子版が12日伝えた。
大学教授は総人口と比べて宗教信者が少ないことになる。例えば宗教関連の礼拝または祭典に参加すると答えた大学教授は40パーセントだったのに対し、総人口は47パーセントだった。
短期大学教授を除いたこれまでの調査では大学教授の宗教人口は今回の数値を下回っていた、と今回の報告書は述べている。
また、短大教授は博士学位を提供する主要大学の教授と比べて宗教信者が多いこともわかった。一方で、これらの主要大学の教授における無神論者と不可知論者を合わせた割合は半数を下回り、また神の存在に疑いの余地はないと考える大学教授は全体の20パーセントに上った。