127カ国4億2000万人の福音派信徒の連合体、世界福音同盟(WEA)が5日、全米・カナダのキリスト教徒に対して「世界情勢ツアー」を開催することを発表した。
ツアーはWEA信仰の自由委員会の主催でオーランド、ノックスヴィル、ミネアポリス、コロラドスプリングス、シカゴ、トロントの各都市で10月、開催される。
WEAはこれまでに福音派キリスト教会の世界最大のネットワークとして、コロンビア政府と国民解放軍の和平会談に参加、迫害下の教会の状況改善を国連人権委員会の外交官への働きかけ、スーダンのダルフールで起こっている民族浄化を停止させるため「虐殺反対会議」で訴えるなど、国際機関として働きを続けている。
WEA国際ディレクターのジョフ・トゥニクリフ師は情勢報告会を通して福音派のキリスト教徒が世界に影響を与えていることを知る機会になるとし、「ツアーを通して参加者は出版、報道されなかった情報に直接触れることができます」と語った。
講演はトゥニクリフ師に加えて、WEA信仰の自由委員長のヨハン・キャンデリン師、前WEA宣教委員会総主事のビル・テイラー師、スリランカ福音同盟総主事・アジア福音同盟総主事のゴッドフリー・ヨガラジャ師などが担当する。