人生を導く5つの目的の著者として世界的に著名な米国サドルバック教会のリック・ウォレン牧師が北朝鮮を訪問することを8日明らかにした。世界最大規模のリバイバルであった平壌リバイバル100周年大会に日程を合わせる。
6月下旬、北朝鮮の外交関係者とのつながりのある韓国のビジネスマンがサドルバック教会を訪問。北朝鮮領土内で過去50年来始めて野外でのキリスト教の礼拝を捧げる許可を政府から得たことを伝え、御言葉を取り次ぐように依頼したと師は自身のウェブサイト上で8日に公表している。
師は朝鮮半島におけるキリスト教の基盤となった1907年の平壌リバイバルと同規模のリバイバルがもう一度起きることを期待していると、冠濃区到着直後に開かれた共同記者会見の際に語った。
師は12日に韓国に到着し行政関係者、政治家、また教界の指導者と会談をしている。また現地の牧師らに対して牧会・伝道の訓練をほどこし、ソウルとプサンで伝道集会を開催する。
訪朝は17日からの予定であるが、13日の韓国クリスチャントゥデイの報道によると北朝鮮のミサイル発射に起因した米朝軍事的な緊張状態を理由に米国人である師の入国が制限される模様。韓国情報筋は訪朝は金剛山の観光ににとどまり、北朝鮮側の教界指導者らも金剛山で師と会合を持つまでには至らないだろうと分析している。
2007年3月にリック・ウォレン師は平壌リバイバル100周年の記念日に1万5000人の集会を開いて説教をする予定。社会的な状況に左右されずにキリストによる交わりを国を超えて実践する師の行動がキリスト者の模範として注目を集める。