【韓国ソウル(AP通信)】北朝鮮は22日米国に対し、北朝鮮の宗教代表団の米国内入国を阻害し、北朝鮮の宗教を抑圧しているとして米国に謝罪を要求し訴えた。
北朝鮮キリスト教連合の匿名スポークスマンによると、米国当局は北朝鮮キリスト教徒らが米国長老教会の今週米国アラバマ州で開催される集会に参加するのを拒否したという。
今回の告発は北朝鮮における米国領土の一部分まで到達可能であると思われる長距離弾道ミサイルの打ち上げの動きが騒がれた米国の対北朝鮮における緊張関係が高まる最中になされたものである。
北朝鮮憲法においては、北朝鮮民は信教の自由を享有すると述べられているが、同時に米国務省によるとこの国の共産政権では信教の自由を取り締まっていることが言及された。
米国務省は、宗教に関する教育およびアウトリーチプログラムや宗教的出版物は北朝鮮においては許可されておらず、宗教的礼拝はしばしば迫害されていると報告している。