新生を経験したキリスト教徒でもあるブッシュ米大統領が現地時間21日、ミシガン州のカルビン大卒業式で祝辞を述べた。大統領は、奉仕と謙遜の伝統を大いに発揮して全国民のよき模範となってほしい、と卒業生を激励した。大統領は本年度、同大を含む4校の卒業式に出席する。
大統領は演説で「皆さんの世代が世界を導くようになるとき、傍観者となるか、市民となるか、決断に迫られるときが来る」と900人の卒業生に語った。
大統領は「世界を変えるには、まず参加しなければならない。世界のどこにいても、いと高きところからの声に聞き従うとき、皆さんの人生は豊かとなり、世界にさらなる希望をもたらすだろう」と述べ、キリスト者が教会外の一般社会で「生きた礼拝」をささげることが大切と強調した。
大統領の訪問を歓迎しない教職員ら数十人は会場の外で卒業式に参加した。(ChristianPost.com)