米合同メソジスト教会のアイリーン・エリザベス(ベス)・ストラウド牧師(34)が12月2日、聖職認可証の返還命令を受けた。同派の審判で、同性愛者であることはキリスト教の教義と相容れない、という同派の宣言にストラウド牧師が触れると7票対6票で判示したため。
聖務執行は出来ないものの、ストラウド牧師はペンシルベニア州ジャーマンタウンの第一教会での宣教を続けたい意向。1999年以来、一般信徒として「副牧師」を務めていた。審判に勝つとは思っていなかったが、聖霊によって時が来れば、教会が規則を変えることになろう、と期待を語っている。(世界キリスト教情報)