世界のキリスト教会関連ニュースを伝えるEcumenical News International(ENI、スイス・ジュネーブ)は17日、フィリピンのプロテスタント教会らが死刑廃止を求める全国規模の運動を始めたと伝えた。死刑制度は犯罪抑止につながらないとして、「Restorative Justice (修復的司法)」の採択を目指して政府に働きかける。
フィリピン合同キリスト教会のアブラハム・ルイス牧師は「私たち一人ひとりは、人間として多くの欠点があるとしても、神ご自身のかたちとして創造されたのだから、主の御前には誰もが、かけがえのない存在だ」と述べている。