ペンテコステを記念して4日午後4時30分より、淀橋教会小原記念チャペルにて「愛の音楽伝道会」(同教会主催)が行われた。淀橋教会の奏楽隊アンサンブル・アガペが、バッハ「チェンバロ・コンチェルト第2番」第1、2楽章を演奏。同教会主任牧師の峯野龍弘牧師が、初めて教会に訪れた人々に向けてわかりやすく福音のメッセージを伝えた。
峯野師は、「主に向かって」(詩篇142:1〜8)と題して、自らが主に救われた恵みを証しし、求道者を救いに導くメッセージを伝えた。
峯野師が主に出会ったとき、それは彼が経済的にも、そして精神的にもどん底の真っ只中にいるときであった。「経済のどん底は人間にとってそれほど苦痛ではない。本当の苦痛は、愛する家族、自分の保護者、擁護者から憎まれ、食い物にするように扱われるような人間関係の生き地獄を経験したときである。」自らの実体験を通して、そのような逃げ場のない苦しみから逃れ、すべてをゆだねることができたイエスキリストに初めて出会ったときの喜びを証しした。
詩篇142編では、王サウルに幾度も命を狙われた心境をダビデ自身が詠っている。峯野師は、このようなどん底、ピンチの状態にあるときこそ、主の御名を追い求め、賛美するよう訴えた。「ただすべてを主に委ね、祈り求めることで主が祈りをかなえてくださる」「そのようなどん底、ピンチに陥ったときこそ主に出会えるチャンス」「主に出会えるのならば、そのようなどん底の状態こそ、大きな恵みへと変えられる」と説いた。
集会にはおよそ60人の人々が集った。参加者は熱心に賛美し、聖書のメッセージに耳を傾けた。この日、集会で語られたバイブル・トークは、ラジオFEBC(1566kHz)「よどばし教会の"おかえりなさい"」で3ヶ月後に放送を予定している。