同志社大学の学生と教職員が計画している「新島メモリアルウオーク」の結団式が2日、京都市上京区の同大国際交流施設で行われた。
「新島メモリアルウオーク」は、同大の創立130周年を記念し、創設者である新島襄のアメリカでの足跡をたどり建学のルーツを探ろうと企画された。新島が、1874年キリスト教主義大学の日本での設立を訴えたアメリカンボード第六十五回年会の開催地、バーモント州ラットランドのグレース教会から出発。新島は同地での演説で五千ドルの寄付を得、同志社設立のきっかけとなった。10日間で約80キロを踏破する日程はその後、アパラチア山脈の尾根を越え、新島が学んだアーモスト大まで至る予定。
参加するのは生徒、教職合わせて約20人。結団式では、八田英二学長が一行を激励した。