これまで全米をはじめ世界各国で2000回以上のコンサートを行い、世界的な人気を集めているゴスペルグループ「アカペラ」の日本ツアーが1日から始まり、第一回目のコンサートが神奈川県大和市にある大和カルバリーチャペルで開催された。来賓として招かれた土屋きみやす大和市市長をはじめ、1000人を超える人々が会場につめかけた。
同教会所属のゴスペル・クルーの賛美のあと、楽器を一切使わない独特の音楽スタイルによるアカペラの美しいハーモニーが一時間半にわたって会場に響き渡った。曲の合間には同教会担任牧師の大川従道師が、身近な話や笑いを交えたわかりやすいメッセージで、集まった多くのノンクリスチャンに福音のメッセージを伝えた。
今回のようなコンサートが伝道のために大きく用いられたらと語る同教会スタッフ。演奏された22曲の歌詞は教会スタッフによってすべて日本語訳され、当日スクリーンに表示された。翌日の主日礼拝には、コンサートをきっかけに教会へ足を運んだという人もいたという。
アカペラの来日ツアーは、今月10日まで続けられ、関東地域で計8箇所の公演を予定している。