日本基督教団銀座教会(東京都中央区銀座)内の東京福音会センター開設10周年を記念して、「美術でたどる聖書展」が同センターを会場に15日から開催されている。
センターは、1994年12月に、同教会の対外活動の一環として創設された。展示室と集会室を有し、これまで展覧会や集会が行われ、利用する人々によって支えられている。クリスマスやイースターには、それをテーマとする美術展を毎年開催し、今日まで続けられてきた。
聖書展は「キリスト生誕2000年」を記念して2000年9月に開催され、今回で2回目。教派・教会の違いや美術ジャンルの違いを超えて、キリストの福音を信じる美術家が、美術作品を通じて信仰を表現するという目的で行われる。
今回は油彩画からリトグラフまで43点を展示。センター関係者は、開設当時から作品を提供している常連に加えて、最近はセンターを訪れた人が作品を持ち寄るようになったと話しており、個性豊かな作品がキリストの福音をさまざまな視点から生き生きと表現している。
展示は25日まで。(20日休館)詳細は同センター(03・3561・2910)へ。