「今こそ警鐘の声を上げるべき時だ。人は人間であることを恥じている。」二十世紀を代表するユダヤ教神学者A.J.ヘッシェル(1907−1972)が、憂慮する熱情の神と、神に共感する力を与えられた人間との関係性を説く。
主著『イスラエル預言者』『人間を探し求める神』『人は独りではない』『シャバット』のほか、未邦訳の名著Man’s Quest for Godなどから、40年来の高弟F.A.ロスチャイルドがヘッシェルの思想の真髄を一冊に纏めた詞華集。(教文館)
神と人間のあいだ
―ユダヤ教神学者ヘッシェルの思想入門―r
A.J.ヘッシェル 著
森泉弘次・末松こずえ 訳
A5/428頁/定価3150円
11月9日発売