2012年のロンドンオリンピックを機会とした伝道のために、英国の教会指導者らは今年9月、ロンドン市内のサッカースタジアムで教会指導者1000人以上の参加を見込む祈祷イベントを開催する。同イベントを主催するGDOP(Global Day of Prayer)ロンドンが最近、開催日を同17日に正式に決定したと発表した。GDOPロンドンのジョナサン・オロイド代表は、「一致と祈り、積極的な行動を通して、このチャンスをつかむべきだ」と、イベントへの参加を呼び掛けている。
イベントの会場は、ロンドン北西部にあるウェンブリー・スタジアム。GDOPロンドンは、17日を「ウェンブリー・デー」として、屋根付のスタジアムとしては世界最大の同スタジアムで開催する祈祷会への協力を要請している。
「英国が大きな霊的大転機を迎えようとしている」(オロイド氏)、「指導者が一致のもとに共に立ち上がることが何よりも重要なことだと思う。そうでなければ、教会が一致して立ち上がるということはあり得ない。一致は、祈りの土台と同じく重要なものだ」(ロジャー・フォースター=英福音同盟議長)、「(イベントの開催によって)1000人もの指導者が共に祈るというその潜在的な力を目の辺りにすることができ、また、この祈りが英国へ与える影響を見ることができるということはなんと素晴らしいことだ」(イアン・クリスチャンセン=ウェンブリー・ニューライフ・クリスチャン・センター主任牧師)。
GDOPロンドンは9月の祈祷イベントのほか、昨年8月1日から今年12月31日まで続く500日の連鎖祈祷も実施している。オロイド氏は、「多くの教会指導者が参加しており、500日間の連鎖祈祷に興奮している」と語り、連鎖祈祷への参加も呼び掛けている。