【CJC=東京】米カリフォルニア州オークランドでキリスト教ラジオのキャスターをしてしているハロルド・キャンピング氏が、「最後の審判」の日は今年5月21日、と発表した。聖書、暗号、ノアの洪水の発生などから算出した、と言う。福音派系のANS通信が「イエスは5月21日に来られる?」と報じている。
キャンピング氏は、道路脇に看板を出し、支持者には自家用車にもメッセージを掲出するよう呼び掛けている。
同氏の算出根拠の一つ、ノアの箱舟の洪水は紀元前4990年に発生したとする。神はノアに動物たちを7日の間に箱舟に載せるように命じたが、神にあっては1日は1000年に等しいとされていることから類推すると、7000年後の今年に審判が下るのだという。
なぜ5月21日なのか。それはノアの洪水が紀元前4990年の第2の月の17日に始まっており、聖書が示すカレンダーでは今年のその日に当たるのだそうだ。